電子カルテ導入
電子カルテとは
従来の紙カルテ(診療記録)をデジタルデータ(電子化)にしたものを、電子カルテと言います。
院内のネットワーク上のサーバーに保存できるので、院内のどこでも簡単にカルテを見ることが可能です。従来の紙カルテでは、カルテがある場所に取りに行かなければならず、ほかの部門や診療科でカルテを使用していたら、それが終わるまで待たなければなりませんでした。このようなことが電子カルテでは解消されます。
患者様のメリット
1. 受付から会計までの時間が短縮
紙カルテでは、スタッフが必要なカルテをカルテ倉庫から持ち出し、各診療科に運んでいました。電子カルテはパソコンで開くだけなので、患者様をお待たせすることがなくなりました。
2. 診療内容が充実
紙カルテでは、過去の検査結果や診療記録を探すのに時間がかかりましたが、電子カルテには検索機能があるので、過去の検査結果や診療記録を短時間で探せます。しかも見やすく、グラフなどにして表示することも可能です。患者様にわかりやすく説明することが可能になりました。
3. 医療の安全の向上
従来は人によって行われていた安全確認ですが、電子カルテにはそうしたシステムが組み込まれているので、二重に安全確認ができるようになりました。入院患者様の投薬では、患者様のリストバンドのバーコードと、点滴などのバーコードを読み取り、間違いがないか照合しています。