糖尿病教育入院(2週間コース)のご案内
2週間の糖尿病教育入院コースについてご案内します。
この入院では食事療法、運動療法、糖尿病についての基礎知識を学習することができます。
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糖尿病とは…
現在、わが国での糖尿病人口は約950万人と推定され、予備軍も含めると2050万人を超えるといわれています。40歳以上では5人に1人が糖尿病になっているとされています。糖尿病になると全身の血管に動脈硬化が起こり、網膜症や腎症などの合併症を引き起こし、毎年糖尿病が原因で約3000人が失明し、約1万5千人が腎不全による尿毒症となり血液透析への導入に至っています。
糖尿病には自覚症状がないままに病気が進行するケースが多いため病気や治療を軽く考えてしまう方や一方では大変な病気になってしまったと悲観する方もいますが、きちんと自己管理すれば合併症の進行を予防することができ、健康な方と変わらない生活を送ることが出来る病気です。まさしく「一病息災」の病気であり自分自身の努力が報われる病気なのです。
糖尿病には自覚症状がないままに病気が進行するケースが多いため病気や治療を軽く考えてしまう方や一方では大変な病気になってしまったと悲観する方もいますが、きちんと自己管理すれば合併症の進行を予防することができ、健康な方と変わらない生活を送ることが出来る病気です。まさしく「一病息災」の病気であり自分自身の努力が報われる病気なのです。
糖尿病教育入院の目的とは…
1 自覚症状の乏しい病気ですから、各種検査を行い、自分の糖尿病の状態(インスリン分泌能力、血糖値コントロール、合併症の程度)をよく知っていただき、適切な治療の選択を行っていくことです。
2 自宅に帰ってから糖尿病と上手にお付き合いができるように、自己管理(食事、運動など)について自信を持って帰っていただけるようにすることです。
3 知識や技術の習得を通じて、糖尿病に対する正しい理解を得てもらうことです。
4 今までの生活を振り返り、改めるべき事は何か?退院後の具体的な行動を考えてもらうことです。
5 検査を通じて自分の体の状態を確認し必要な治療は何か理解してもらうことです。
〈結論〉
血糖コントロールが第一の目的ではない
「糖尿病とうまくつき合うための濃厚なオリエンテーション」
今までの生活をよく振り返っていただき、ご本人なりの目標を立てていただければ目標達成です!!