キャリア支援

当院のラダーは、看護実践能力の核となる4つの能力に加えて組織的役割遂行能力、
自己教育・研究能力の2つを加えて構成されています。

　ラダーの段階に応じた院内研修プログラムが組まれており、
　より高いラダーを目指す為の学習を効率的に行うことが出来ます。
　個々の課題が明確になり学習動機を高めることに繋がります。
　また、各ラダー毎の評価表に設定された項目を自己評価し、
　さらに他者評価を受け、それらをもとに看護管理者と面接を行って到達度を評価していきます。
　各ラダーの段階には認定要件となる研修があり、
　それらの研修の受講を修了することが必須になります。

当院は、ナーシング・スキルを導入しており、最新のエビデンスに基づいた看護技術の確認ができるようになっております。通勤途中や自宅でもインターネットで閲覧可能です。

ラダー別年間教育研修プログラム

新人看護職員研修プログラム

　採用オリエンテーションで、社会人としての
　マナー、医療人としての心構え、基礎的な看護技術を学びます。
　先輩のサポートを受けながら担当患者さんの看護を実践していきます。

　臨床現場で実践を積む中、より高い専門性を身に付けたいと思う人も少なくありません。
　当院では、認定看護師資格を目指す看護師へ奨学金制度があります。
　また、認定看護師資格取得のための入学に際しては、給料をもらいながら取得することができます。

2021年度 入職　T.Uさん
沖縄から上京してきて何もかもが初めての経験で最初は不安がいっぱいでした。わからないことだらけの自分に対し先輩方が優しく声をかけてくれて何でも聞きやすい環境にあることで充実して働くことが出来ています。脳神経外科病棟に沖縄出身の先輩が多かったのも自分にとって病棟になじめる良いきっかけになりました。
初めてやる看護技術を行う際には必ず先輩看護師の見守りのもと行うことが出来るので、とても安心して取り組むことが出来ました。プリセプターの先輩とも入職して半年ほどは勤務後にその日の振り返りを行いました。その中で看護技術等の見直しや疾患の勉強を共にしてくれたので知識を深めていくことが出来ました。実際に脳神経外科病棟で働いてみて全身状態を細かく見ることが出来てものすごく勉強になりました。また患者さんの状態が日々良くなっていく過程を目にすることで頑張って良かったという気持ちになることができました。それが自分の看護師としてのやりがいにも繋がっています。これからも患者さんにとって最善の看護を提供していける看護師になれるように努力していきます。

2010年度 入職【中堅】C.Sさん
准看護師として就職し病院の支援を受けながら進学、看護師の免許を取得しました。現在、7年目になりリーダー看護師として後輩の指導・教育にも携わっています。私が勤務している脳卒中センターには、言語障害や麻痺などの後遺症を残して退院する患者様がいます。少しでも患者様の思いに添えるよう心掛けながら日々の看護を実践しています。退院時の患者様の笑顔が看護師としてのやりがいとなっています。

ママさん看護師　Y.Mさん
4歳と1歳の双子の子育てをしながら病棟で働いています。時短勤務にして夜勤も免除し、病院併設の保育園に子供も預けられるので仕事に専念できています。病棟には子を持つ看護師や看護補助者、メディカルクラークなどほとんどのスタッフが子育て経験者なので保育園からの突然の呼び出しでも子供の心配をしてもらうほどで安心して仕事を任せて帰らせてもらっています。これから結婚や出産を考えている方も働きやすい職場だと思います。

皮膚・排泄ケア特定認定看護師　J.Oさん
流山中央病院は看護部目標の一つに「質の高い看護を提供できる組織を醸成する」を掲げており、看護師のキャリアアップサポート制度があります。
将来どのような看護師になりたいのかによって、進路を選択することができます。
私は皮膚・排泄ケア認定看護師資格を取得後、多くの創傷症例を経験する中で「今よりもっと多くの知識と技術を得たい、臨床推論を深く学びアセスメントに活かしたい」と考えるようになりました。現場を離れず学び続けたい気持ちを上司に相談し、病院のサポートを受け特定行為研修を受講しました。研修終了後も、自己研鑽の日々ですが医師の包括指示のもと早期の回復、安心安全な看護の提供を心掛けています。